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2010年12月05日

医療現場の多言語化の実態(三鷹市)

医療現場の多言語化の実態(三鷹市)
観光立国を進める上で、日本の医療現場の多言語化を進めていくことは必要であるが、東京の医療現場の多言語化の実態は大阪に比べさらに問題が多い。三鷹市を例に考えてみる。

三鷹市(人口18万人)の医療機関(内科)の総数は70件ある。
一方、この医療機関の外国語対応率は、英語(38%)、韓国語(1.4%)、中国語(1.4%)、フランス語(1.4%)、ドイツ語(1.4%)等上図に示すとおりであるが、三鷹市の医療機関の38%は英語対応可(会話は自信ないが図示で可red_right 問題なく対応可)になっている。一方、韓国語・中国語は1.4%の医療機関のみが対応可となっていて、問題がある。

ちなみに2008年の訪日観光客は835万人で、韓国人観光客は238万人、台湾人139万人、中国人100万人、米国・カナダ人94万人となっている。東京地区には、訪日外国人の60%が訪問しているが、医療機関の韓国語・中国語をはじめとしたアジア語に対する多言語化にはまったく対応しておらず問題があり、改善が求められている。観光庁の3000万人訪日外国人プランの実現は、主に中国からの観光客の方々を現在の10倍以上を予定しているのである。



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