世界の中の日本か?ー台湾の実態
2008年からの台湾の大三通政策とは、中国との間の通商・航空・通信の完全自由化し、一つの経済圏を作る試みだ。昔は、唯一香港経由から中国へ入っていたが、現在は、台湾国内の7空港から、中国の主要都市への航空便は日に200便をこえる。
台湾の台北などの主要都市は中国観光客でごった返していると聞く。
台湾では中国・香港・シンガポールなどの経済圏が出来つつあり、中国語での共通TV放送があり、広範囲なTV情報の共有化が進んでいる。中華経済圏である。言葉の問題で、日本の入る余地はないと聞く。
また、日本の原子力関係の人材は中国に流れていると聞く。今の日本の閉塞状況下、優秀な人材が海外に流れていくのもやむをえないことかもしれない。
現在、沖縄経済は状況が厳しい。なぜ、沖縄の人々は、東京を向いて生活しているのだろうか?沖縄の地政学的位置を見れば、この中華経済圏を向き、独自の経済圏をつくるべきではないだろうか?これが本来の道州制だ。中央集権の時代はすでに終わっている。
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