世界はフラットになったけれども・・・・。
リーマンショック後、先進国のお金は、新興国に流れ新興国経済は高成長を続けている。いままでの米国、先進国を中心とした世界経済は、実質フラットな世界になってきた。
多くの企業は、いままで新興国を生産基地として使い製品のコスト低減を図っていたが、新興国が高成長を続け新興国市場が拡大してくると、新興国の顧客をターゲットに製品・サービスを創り、新興国市場に販売していくビジネスチャンスが出てくる。この新たな市場は、7億人(日本市場が7個分)で、急拡大を続けている。
一方、日本市場は少子高齢化で市場は放っておくと縮小していく。新興国市場の成長にのってビジネスを拡大成長させていくことが正しい経営判断であるはずだ。
しかし、問題は日本人が出来ることは限られていて、新興国市場に関することは新興国の優秀な人材に任せるべきだ。これは、Panasonicが採用方針を変えたように、外国人社員を日本人社員の5倍採用するような事態になってくる。
日本人であって、新興国で活躍できる人材が多いと良いのであろうが、現実は逆の方向に推移しているようだ。
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